アームのクリーニングなど。


ジャンヌレのクリーニングについて少し書いてみますね。


 

丁度、撮影用の貸出に際してアームと背面部分のクリーニングをお願いされました。

アームや背面の経年変化は人によっては好みもあるので、

落としたいという方もいると思います。

意外と簡単にケアできるので良かったら試してみてください。



ホームセンターなどで売っている紙やすり(200〜400番)で削っていきます。

机などはNTドレッサー等、(↑の赤いカンナのような道具)があると作業効率が良いです。




5分ほど軽くサンディングした後です。

汚れ、塗料など落ちて木肌が見えてきましたね。

アーム先端についていた傷も浮かび上がってきました。

触り心地を滑らかにしたい場合は、400番などの細かい目を使うと良いです。


仕上げに入っていきます。

おすすめは蜜蝋ワックス、光沢が欲しければレモンオイルを後塗りするのもおすすめです。




特にペンキやニス等しなくても、蜜蝋オイルだけで綺麗に木目が出て、
オレンジがかった美しい茶色になります。







こちらも軽くサンディングして、蜜蝋ワックスのみでフィニッシュです。

チークやインディアンローズウッドは木材の中では高級素材なので、
簡単なサンディングとワックスだけでも美しい木材の表情が楽しめます。

こういった形で簡単にケアできますので良かったら参考にしてみてください!

年に1回で良いのでワックスやクリームしてあげるだけで、
良い表情を保ったまま使い続けることができます。